当院では
身体を診る際に足元の安定性をとても大切にしています。
私が以前スポーツトレーナーとして現場に立っていた頃のお話です。
スポーツにおいて怪我をすることは多くなりますが、特に多く診ていたのが足首の怪我でした。
そこで足首の治療をしていると選手から
「足首の治療をしてもらってから、肩が楽になった」
「腰を触ってもらっていないのに、腰が楽になってきました」
などの感想をいただくようになりました。
それを踏まえた考察の中で、体の土台である足が安定すると、その上に立つ骨盤や背骨、肩甲骨などの安定性が得られることに気づき
現在の『土台理論』が完成しました。

上記の図は
足首が不安定=家が崩れる原因(治りにくい身体)

上記の図は
足首が安定している=家が安定している(治りやすい身体)
足首が不安定→不安定な状態を安定させるため筋肉で固める→全身は筋膜で繋がっているため、筋膜が不安定な足首に引っ張られる→全身のゆがみ→使いすぎている場所に痛みが出現

『土台理論に基づいた検査』
当院では理論に基づき、足首の安定させる検査を行います。
その方法は足首の関節(脛腓関節)を締めることです。

足首が安定→関節が安定するため筋肉が緩む→全身は筋膜で繋がっているため、全身の筋緊張が緩む→関節が動くようになる(全身の血流アップ)→治る環境が整う

その土台が安定することで
足首はもちろん膝、股関節、脊柱、また足首からは遠く離れた肩関節や手首、肘などにも
緊張が緩むことへつながり
治る環境が整い再発しにくい身体が出来上がります。
マッサージをしてもその場限りですぐにコリや痛みの再発や
電気治療をしても変化がでにくい方にはたいへん喜ばれています。
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